すきま桜とうその都会

[リクエスト受付中] [propeller] すきま桜とうその都会 [VJ01002198]

七烏未奏が描く現代箱庭ADV。 『うそつき』しか入ることが出来ない街「桜之(さくらの)」に迷い込む主人公と妹。 その街は「粉雪桜」と呼ばれる巨大な桜が立っており、それの枝と花が町全体に大きな傘をいて、 街中は枝の隙間から差し込む光がくすぶり照らしている。 そして、主人公たちはシンジュクにある「さくら荘」と呼ばれる寮に住むようになるが、 これはこの街に迷い込んで来た『迷い人』用の施設である。 「うそつき」しか居ない街で紡がれる、世界で一番あたたかなうそ。 七烏未奏と渡辺遼一が描く、繊細な世界を描いて行きます。 ストーリー 「すきまざくらを抜けると、そこはうそつき達の都会でした。」 今はもう冬だと言うのに――無機質な都会の谷間から、それは伸びていて―― オフィスビルの谷間から、桜の枝が伸びていた。 完成したばかりのスカイツリーを見上げられるオフィスビルの合間の路地。 そんなすきま桜の向こう側に、その都会はあった。 『うそつき』しか入ることが出来ない、『桜之』と呼ばれる都会。 高いビル郡を国境とした幻想的な都会に、主人公である優真と 妹の咲良が迷い込んで来るところから物語は始まる。 それまでの冬の都会は一変して春の町並みに。 桜の花が覆う空と、そこから差し込むピンク色の兆しと。 まるで、うそみたいな光景だった。 その都会にある桜乃学園の寮長を務めているという音々の誘いで、桜乃寮に住まうことになる2人。 そこで出会う寮に住まう女の子たち。 そして始まる学園生活。 そんな桜乃での生活の中、『うそを本当にする』という不思議な女の子の噂話を聞いた優真は、 あるうそを本当にするため、寮の女の子たちと桜乃を探索することになる。 ――お姫様気取りの妹、咲良。 ――記憶喪失の幼馴染み、花珠。 ――ハイテンションなお馬鹿娘、ちょこ。 ――不思議な和服少女、鈴。 それは優しいうその、物語。 登場キャラクター ●春日井 咲良 (CV:みる) 主人公の妹で、一つ下。 一人称は私。 ちょっと強気かつ図々しく、いつも携帯を持ち歩いているのがポイント。 つまり、現代っ子なのである。 兄が好きだが素直になれず、でも行動は直情的。 すぐハグとか求めてくるし、お風呂も一緒に入りたがる。しかも命令。 構って欲しい素振りが凄いくせに、構ってやると構うなと、とんだ天の邪鬼。 そのくせ、主人公である優真に対して姫扱いを要求してくる。 仕方ないから優真は、彼女のことを妹さまと呼んでいる。 ●橘 花珠 (CV:有栖川みや美) 黒髪ロングな天然系素朴少女、かつ幼馴染。 実は記憶喪失であるが、優真は花珠との幼い頃の記憶がある。 やたらとお姉ちゃんぶろうとするところがあるが、概ね滑っていてどこを着地点にしたいのか分からない。 つまり、集団内では弄られ系。 天然なため空気を読むのが苦手で、集団内でも的のずれた発言が多い。 生きる速度は大体スロー。 なにかまずいことがあると、それを誤魔化すために可愛らしいうそを吐く。 ●天羽 ちよこ (CV:雪都さお梨) 明るく快活すぎる女の子、ちょいウザ系でハイテンション。 『超』がつくほどのめんどくさがりで、カップ麺をつくることすら面倒がる。 さっぱりとした性格で付き合い安く、また、本人もさばさばとしている。 何故か色んなことに詳しく多趣味であるが、どれも長続きしない。 すぐボケ、すぐ挫ける。 最近は俳句を詠むのにハマっている。 ●鈴 (CV:笹川綺雪) 桜乃で出会う謎の少女、よく粉雪桜の前で巡り会う。 桜乃で噂になっている、『うそを本当に出来る』という神さまの容姿をしている。 なかなか感情を表に出さない無口少女で、表情の起伏に乏しい。 また、常識知らずなところが多々あり、普通は知っているようなちょっとしたことに関しても、子供のように質問してくる。 物語の進行次第で寮の一員となり、他キャラとの触れ合いを通して、少しずつ感情が豊かになっていく。

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