[リクエスト受付中] [Whirlpool] うそつき王子と悩めるお姫さま −PRINCESS SYNDROME− [VJ01002325]
■ストーリー 「女の子の心には、お姫さまが住んでいるの」 <お姫さま病【プリンセスシンドローム】>。 その不思議な病が公になったのは、ほんの二年ほど前のことです。 思春期の少女に芽生える多重人格障害のようなもので、人によって軽いものから重いものまで様々。 なかでも重度のものは一定の<感情が揺れる>ことによって、完全な別人格を宿らせることもあります。 さらにその際、<望奏【メルヘン】>と呼ばれる特殊な力を使えるようになり、 変貌した人格によってはそれを使って暴れ回ることもしばしば。 つまり、はた迷惑な病というわけです。 やがて病にかかった女の子達は<お姫さま>と呼ばれ、 問題を収拾しやすいようにと一つの学園に集められました。 <聖アンデルセン学園>。 都会から隔離された<夢ヶ島>と呼ばれる島にあるそこは、 たくさんの<お姫さま>が集まった女子学園でした。 そんな学園に、ある日、一人の男の子がやって来ます。 彼の名は有須祐二。 <お姫さま>の暴走を止められる、<王子さま>。 通称、<うそつき王子さま>です。 登場キャラクター ●月丘 泉 (CV:杏子御津) 学園二年生。 祐二とは同じクラス。 昔、祐二の家の近くに住んでいたこともあり、幼馴染である。 少々常識知らずなところがあったり、快活で破天荒な演技染みた語り口を稀にする。 彼女は超VIPな良家のご令嬢であり、いわゆる箱入り娘。 今まで外の世界というものを見たことがなかった為、世間ズレしてしまっている。 彼女に住む【お姫さま】は、【ラプンツェル】。 自身の「好奇心」が刺激されることによって発現する。 島にも二人しかいないS級の【お姫さま病】であり、強力な【望奏(メルヘン)】、【伸長の髪縛り(ヘアー・ザ・ロック)】を使い、周囲の人や物を縛り上げる。 「……今日も一日、欲しがらない。求めなければ、大丈夫」 ●栗宮 みかん (CV:藤咲ウサ) 学園三年生。 祐二の一つ上の先輩。 年上だが、小さな身長に似合わぬ巨乳で、それをネタによく弄られる。 周囲も彼女を子供扱いして、それに対して彼女は怒ってみせるが、その様がかわいくてみんなわざと怒らせてみたりも。 素直で照れ屋。 恥ずかしいことがあるとパニックなる。 彼女に住む【お姫さま】は、【織姫】。 自身の「後悔の気持ち」が刺激されることによって発現する。 B級の【お姫さま病】で、【天に架かる涙(ハイパーミルキーウェイ)】という【望奏(メルヘン)】を使い、大量の牛乳の涙で周囲を洗い流してしまう。 変貌時、やたらとネガティブかつ泣き虫になる。 「わたしは、三年の栗宮みかんって言います。ゆーじ君の先輩です!」 ●有須 星子 (CV:桐谷華) 学園一年生。 祐二の一つ年下の妹である。 性格は明るく快活で気が強いタイプ。 ムードメーカー。 スタイル抜群高身長で、物凄い美貌を持つが――いかんせん残念。 物怖じしない性格で、自らがもて囃されるのを好む。 表には出さないが極度のブラコンであり、主人公を追い掛けて学園にやって来る。 彼女の心に住む【お姫さま】は【人魚姫】。 自身の「嫉妬心」が刺激されることによって発現する。 A級の【お姫さま病】で、【望奏(メルヘン)】、【海之藻屑(チェンジソープ)】を使い、質量の低い生物以外のものを泡に変え、消し去ってしまう。 「おにーちゃん、星子に逢えなくて寂しいに決まってます!」 ●恋ノ河 リイナ (CV:桃井いちご) 学園二年生。 祐二とは同じクラス。 【お姫さま病】にかかった少女達を鎮静させるための学園の機関、【風紀委員(キャリバー)】の委員長を務めている。 【リンゴ銃】と呼ばれる不思議な水鉄砲を武器に、【お姫さま】化して暴れる少女たちの鎮静に当たる。 寡黙に見えるが、案外に饒舌かつ毒舌。 というよりは、見たまま感じたままのことすべてを口にしてしまうらしく、遠慮がない。 『日常最速理論』という理論を提唱しており、その理論に基づいて彼女は行動している。 マルチタスクこそが生き甲斐で、自己鍛錬も欠かさない。 恥じらいがないため、天然でエロについて興味を示す。 「……常日頃、効率的に生きることを心掛けてるの」 ●有須 祐二 物語の主人公。 学園二年生。 文武両道で学面に強く、運動神経も良い。 運動神経に関しては、軽く人間離れしているほどである。 昔付けられた【うそつき王子】という渾名のせいで人付き合いが苦手だった。 【お姫さま】に対抗できる【王子】の力を持っており、【お姫さま病】で苦しむ女の子を助けるため学園に転校してくる。