[リクエスト受付中] [ensemble] 恋する気持ちのかさねかた [VJ014806]
■ストーリー 伝統校同士の結婚―― 主人公・皇城 蓮(おうぎ れん)の通う清桜学園と、そのすぐ隣にある白羽学園は、 両校の理事長同士の結婚を期に、来年度の春、合併することになった。 ある日のこと、蓮と清桜学園学生会長の月島 沙織(つきしま さおり)は、 清桜学園の理事長で、蓮の兄でもある皇城 凜(おうぎ りん)に呼び出され、 「学園統合に当たり、学生の悩みや不安、問題点を洗い出してほしい」と頼まれる。 蓮と沙織は、すぐに白羽学園学生会長・鏑木 由希江(かぶらぎ ゆきえ)に協力を要請し、 両校の学生達に聞き取り調査を開始する。 学生寮の撤廃で引っ越しを余儀なくされる子。 部活動の合併で淘汰される少人数の部活。 他にも、学園に思い入れがあったり、将来の夢を閉ざされたり、家庭の事情を抱えていたり…… そんな悩みを抱える“彼女達”に手を差し伸べる蓮。 そして、ひょんなことから、恋人達(ふたり)の同棲生活が始まる。 恋人達(ふたり)は、何気ない日常に幸せを感じ、愛を深め、いつしかその先にある同じ未来を夢描いて行く―― 登場キャラクター ●月島 沙織 (CV:あじ秋刀魚) 世界的にも有名な大企業「月島グループ」を経営する会長の一人娘にして、清桜学園の学生会長。 来年度の学園統合に向けて、二校の学生間の架け橋になるよう、清桜学園理事長である凜に頼まれ、蓮と共に従事する。 容姿端麗、頭脳明晰、礼儀作法を心得ており、気だてがよくて、人当たりもよい。 清桜学園内のみならず、白羽学園の学生からも男女問わず人気のある高嶺の花のお嬢様を絵に描いたような女性。 しかし、本当はずぼらな面があり、少々面倒くさがり屋。 誰も見ていないときは、ねっ転がってお菓子を食べることも。 「蓮くんって、いっつもわたしの我がままに付き合ってくれるよね」 ●柊 美桜 (CV:藤森ゆき奈) 白羽学園理事長・柊美紀の実妹。 将来的に自分が白羽学園の理事長になると思っていたので学園統合の話が持ち上がり困惑している。 責任感が強く、真面目で、さらには理事長の妹ということもあり、初対面では棘のあるイメージを持たれがち。 しかし実際に話すと、男女問わず、誰に対しても分け隔てなく接することができる、明るくて笑顔の絶えない至って普通の女の子。 やや天然で抜けたところも。 白羽学園入学時より、親元を離れて学園寮に住んでいる。 「あたしはこの学園が好きなの。それだけ」 ●鳴海 朱子 (CV:有栖川みや美) 白羽学園バレー部に所属するビーチバレーメンバーのキャプテン。 バレー部には籍を置いているだけで、バレー部の試合には一切出場せず、ビーチバレーの大会に向けて、日々練習している。 勝ち気でまっすぐ、何事にもひたむきに取り組む、真面目で熱血なタイプ。 反面、愚直すぎて信じ込みやすい。 美桜とはクラスメイトで親友。寮仲間でもある。 学園統合により、ビーチバレーの活動が出来なくなると知り、思い悩んでいる。 「あんたに助っ人を依頼したいの! 一緒に男子バレー部を倒しましょう!」 ●久遠寺 ひより (CV:羽鳥いち) 父親が経営する大手総合商社「久遠寺商事」の社長令嬢。 幼い頃に母親が他界しており、男手一つで育てられた一人娘のため、割と世間知らずの箱入り娘。 控えめでやや人見知りがちだが、慣れると人懐っこいウサギ系女子。 突っ走ると空回りすることがある、どじっ子。 コーヒーを入れるのが趣味で、豆やブレンドに特別なこだわりを持っており、将来はバリスタの資格を取って、素敵な旦那様と喫茶店を開くのが夢。 白羽学園のカフェテリアで、バリスタの勉強がてらアルバイトをしている。 控えめで、恥ずかしがり屋さんなので、接客は苦手。 一花とは昔からの親友で、その兄である蓮に憧れを抱いている。 時々妄想して一人もだえたり、赤面してしまう、恋に恋する乙女。 「先輩っ、わたしイイお嫁さんになりますっ! ……はっ! い、い、今のナシです、冗談ですっ!」 ●鏑木 由希江 (CV:秋野花) 皇城家の隣の家に住んでいる、蓮や一花にとっては“お隣の優しいお姉さん”。 由希江も、蓮や一花のことを弟や妹のように可愛がっており、特に蓮に対しては、時にからかったり、悪戯心を出してみたりと、お茶目な一面を見せる。 学園は違うが、時間が合えば三人一緒に登校することもある。 白羽学園の学生会長をしており、何事にも的確かつ確実に実行するため、学生達から一目置かれている。 「ふふっ。そういう蓮君だってかなり変わったわよ? ……すっごくカッコよくなった」 ●皇城 一花 (CV:白月かなめ) 蓮と凜の義理の妹。 母親(蓮の父親の再婚相手)の連れ子。 小学校の頃に、互いの両親が再婚し知り合う。 家では家事全般をこなすしっかり者。 学校では成績優秀な優等生。 内気な性格で、異性と話すのは少々苦手。 蓮と二人っきりの時は「お兄ちゃん」と呼んで、甘えてくることも。 「兄さんはわたし一筋ですもんね?」 ●皇城 凛 (CV:深川緑) 蓮の実兄、一花にとっては義理の兄。 清桜学園の理事長にして、皇城グループの社長を務めている。 効率や結果のみを重視する合理主義で完璧主義者。 理論派タイプ。 家族を大切に思っており、弟妹の前では優しい一面を垣間見せる。 仕事では敵も多く、時には冷酷だと陰口をたたかれることもあるが、いつでも社員や学生達のことを一番に考えて行動、決断し、必ず良い方向に導く。 敵も多いが、尊敬し慕っている人も多い。 普段はクールで無表情。 来年春に、婚約者の柊美紀と結婚することになっている。 美紀と知り合ったことで、次第に角が取れて丸くなり、蓮や一花を驚かせた。 「まあ、仕事も大事だが、家族サービスも大切にしないとな」 ●柊 美紀 (CV:遠見はるか) 美桜の姉で、白羽学園の理事長。 数年前に前理事長の母親が理事長職を退任したため、職を継ぐ。 清桜学園理事長の皇城凜とは婚約関係にあり、来年春に入籍予定。 可愛いものに目がなく、特に妹の美桜を溺愛している。 おっとりしていてマイペースなため、頼りない印象を持たれるが、きちんと公私の切り替えが出来るので、決める時はびしっと決める。 「私可愛いものに目がなくって、ぬいぐるみとか見ると、ついぎゅっとしたくなっちゃう……」 ●皇城 蓮 主人公。 国内有数の大企業「皇城グループ」の会長を父に持つ、皇城家の次男。 成績優秀で運動神経抜群、人当たりもよいので、憧れている女学生も少なくない。 真面目で現実的。 年齢以上にしっかりしていて、目上の者に対しては、誰であっても礼儀正しく接する。 頭で考えてから行動するタイプ。 実兄の皇城凛を尊敬しており、凛の影響でやや現実主義なところがあり、義妹の一花からは「もう少し愛想がよくても」とか、「夢や理想を追いかけてもいいのに」などと言われている。 学生会には所属していないが、縁あって放課後はよく学生会長である沙織の手伝いをしている。